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帰国子女の苦労

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帰国子女って言うと英語がペラペラで、空気が読めない、自己主張が強い、って印象でしょうか?でも「帰国子女」って言っても、海外に行っていた時期、期間、国、環境によって全然違うんですよね。。。

幼少期に海外で過ごしたのか?それとも日本の学校に通ったことがあり、高校生くらいになってから行ったかによっても全然違います。数年しか滞在していない人もいれば10年と長い間生活していた人もいる。そもそも英語圏じゃない人もいるし、現地で周りに日本人がいるかいないかでも大きく変わって来る気がします。


実は、私も帰国子女です。

私の場合

私の場合は、幼稚園から中学の途中までの約8年間、アメリカの中でも訛りがほとんどないエリアに住んでいました。ど田舎で日本人はうちの家族のみだったので、自然と英語はネイティブ並みに身につきました。

中高は日本で過ごしているので、帰国直後は日本語&日本の文化にはかなり苦労したものの、今では見た目や雰囲気、話した感じからは全然わからないので、むしろ帰国子女であることにビックリされることの方が多いかも。。

ただ、仲良くなった人の前では両方の文化が染み付いている自分をさらけ出してしまっているので、我が強いって言われたこともあるし、何かあると「帰国子女だから」とか冗談で「アメリカ人だから」みたいなことを言われたりはします(笑)。悪意は無いので気にしてませんが。

妹の場合

ちなみに、妹はいわゆる「隠れ帰国子女」です。アメリカにいたのが、1歳〜小3くらいまでなので、帰国後も日本に慣れるのが非常に早かった分、英語を忘れるのも早かった。英語の発音だけはいいけど、英語自体はあまりわからないよう。なので、周りには海外に住んでいたことはほとんど言わないらしいです(勿論仲の良い人には話してるようですが)。

妹のように、完全に隠れ帰国子女の人もいれば、やはり帰国子女=英語ペラペラのイメージが強いので、そこに近づこうと努力している人もいます。英語圏では無い帰国子女の友人は英語を必死に勉強しているようでしたし。

帰国子女で良かった点

今考えると私の場合は、行っていた時期も期間も場所も環境も本当に良かったし、帰国した時期も本当に良かったなぁーって思ってます。親に感謝です。小さい頃に日本とアメリカ、どちらの文化も体験できたことで、今ではどちらの国の良い所も悪い所もひっくるめてどちらも大好きです!

英語は仕事とかでも問題無く使えるレベルだし、日本語も特に問題無いと思っています(言わなければ誰も帰国子女って気がつかない感じなので)。私の場合は、帰国子女で良かった!ってことの方が多いです。きっとずっと日本で育っていたらきっと今頃英語はできないし、海外とは無縁の生活を送っていたと思うので。。。

帰国子女で唯一の辛いこと

多分帰国子女の人はそれぞれ色々と悩みがあると思うんです。私の場合は、幼少期を海外で暮らしたことも日本での生活も全てが良い体験だと思っているし、帰国子女であること自体が今の自分を作っている、両方の文化のおかげで今の私がいるって思ってるので、あまり辛いって思ったことが無いものの、強いて言えば私の場合は「アイデンティティ問題」かな。。

アメリカにいる時は見た目が100%日本人なので、マイノリティー。日本にいても、やはり完全な純日本人では無いことはわかっているので、たまーにふと「結局どこにいても居場所が無いのかもなぁ」って感じてしまうことは正直あります。でも、帰国子女ってそういうものなのかなぁーって。ってか、「居場所」なんて自分で作ればいいのかな?なんて思ったりもします(笑)。

 

あぁぁ。。なんだか、ダラダラと書いてしまってすみません。
今後もちょいちょい帰国子女ネタ書けたらなぁって思ってます。
嫌じゃなければ是非読んでください。 

 

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