親の入院や介護は突然やってくる
あっという間に3月も終わろうとしていますね。久々のブログ投稿です。
1月はじめ頃には今年のやりたいことなどを書いてましたが、そんなこともスッカリ忘れてしまうような、、、そんな数ヶ月間を過ごしてました。
一人暮らしをしている母の入院
ある日突然ケアマネさんより、母が救急車で病院に運ばれました、来てください、と電話がありました。。。電車・新幹線を乗り継いで数時間、、病院にかけつけると重度の肺炎とのこと。そもそも母が体調を崩していることすら知りませんでした。かなり炎症がひどく3週間以上は入院することになりそうと告げられました。
最終的には退院するまで1ヶ月でした。元々母は小脳が萎縮する進行性の神経難病を患っているため、今回の長期入院によって入院前のように一人で生活はできないかもしれない、最悪寝たきりになってしまうかも、、などとにかく心配で仕方ない毎日が続きました。
退院後の同居生活
退院1週間前からリハビリで歩く練習はしていたものの、やはり一人で生活するのは不安ということで、退院後1ヶ月は生活をサポートするために一緒に暮らしていました。
母の場合一人でおトイレに行ったり食べたりすることはできたので、「介護」というほどではなかったものの、最初の一週間は家事をこなしつつ母の身の回りの世話をする生活をしていました。
ただ、20歳で家を出ているので親子での生活なんて約20年ぶり。。母65歳、子39歳です。いくら親といえど、というかむしろ血の繋がっている親だからこそなのかもしれないけど、ちょいちょい「むむっ」ってなることも増えてしまいました。やっぱりお互いいい大人。お互い自分の決まったやり方、考え方とかが確立しているので、なかなか難しいですね。
今回のことで改めて思ったこと
こまめに連絡が必要
今回一人暮らしの母が入院したことで改めてこまめに連絡を取り合うことの重要性を思い知りました。元々ドライな関係。年に4回くらい帰省し、用事がある時くらいしかLINEしてませんでした。。反省。
話しづらいことも必ず話し合っておく
なかなか言い出しにくいことではあるけど、いずれは聞く必要がある、、
- 延命治療のこと
- 介護のこと
- お葬式やお墓のこと
- 相続のこと
これらは親が元気なうちに早めに家族でやっぱり話し合っておくべきって思い、退院後にじっくり話しました。
なかなか話しづらい人は、「知り合いの親が入院して介護が必要になった人がいる」とか第三者の話題をきっかけに話してみると良いかもしれないです。あとは、「コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート」のようなエンディングノートを活用して、一緒に書くのを手伝ったり。とにかく早めがおすすめです。
他にもやっておくべきこと
今回母と1ヶ月生活してみてわかったのは、実家にはモノが溢れていること!必要なもの重要なものもあるし、思い出もたくさんある。でも、不要なものもたくさんある、と思いました。そこで、親が元気なうちに一緒に以下のこともやっておくべきと実感。
- 不用品の整理(いらないものをまとめて、不用品回収を手配)
- 金融資産をまとめる(年金はいくらもらっていて支出はどのくらいあるか把握)
- 重要な書類などの整理(ファイルにまとめたり、必要になった時にどこに何があるか子も把握しておくべき)
- 不便になっていることを改善するお手伝い
いろいろなことに感謝
今回、母が入院中の1ヶ月+退院後の1ヶ月、ほぼほぼ母の家で暮らしていました。仕事が多忙で毎日帰宅が遅い旦那を一人放ったらかしにしてしまい、体調崩してしまうんではとかなり心配しました。母の方も病気が治って退院できるのだろうか?入院前みたいに一人で暮らせるのだろうか?などなど不安でいっぱいでした。
やっぱり自分のことより家族の心配って一番精神的にきますね。。とにかく、母が無事治って、ほぼほぼ以前と同じような生活に戻り一安心。自分がフリーランスであること、そしてとても理解のある優しい旦那さんに恵まれていることを改めて実感しました。 ありがとう。
入院や介護についての本もここ数ヶ月で何冊か読んでおすすめのものもあるのでまた今度紹介したいと思います。ここ数週間まだ無気力状態が続いているのですが、汗。これからちょいちょいまた元の生活のペースへ戻せればと思ってます。
それでは、また!