ナマケモノなりに。

ナマケモノの雑記帳ブログ。投資、お金、介護、仕事、家計のことなど色々。

親が60代以上であれば読んでおくべき本

f:id:namake-mono:20180328105058j:plain

親が入院することになったり、介護が必要になったり、万が一のことがあったり、、そんな日は突然やってきます。そんな「もしも」の時のためにも読んでおくべき本があります。

65歳の母が1月に倒れて入院した時、様々なことを考えました。もしかしたら、、

  • 容態が急変して死んでしまうのではないか、、
  • 寝たきりになってしまってしまうのではないか、、
  • 退院しても一人暮らしができないのではないか、、

などなど。

突然のことだったので、いろいろと不安が多く、どうしたらいいのだろうという状態でした。そんな時とにかく情報収集をと思い、ネットで調べたり、様々な本を読みまくりました。

この記事では、その時読んだ本の中の1冊で、「60代以上の親を持つ子であれば、誰しも早いうちに読んでおいて損は無い!」と思った本をご紹介します。

とにかく早めに読んでおいて損のない本

おすすめしたいのは、「親とさよならする前に 親が生きているうちに話しておきたい64のこと 」という本です。

なんとなく不謹慎な感じがするし、なかなか話しづらい、話そうとしても親も嫌がったり、怒ったりするかもしれない。。もしくは親はまだまだ元気だし、別に話しておく必要無いのでは?と思う人もいるかもしれません。

でも避けては通れないこと。そして、突然その日はやってくる。何も話してこなかったことであとあと後悔するかも。 

親が元気なうちに話しておきたいこと

親とさよならする前に 親が生きているうちに話しておきたい64のこと 」の中では、大きく以下のようなテーマが書かれています。また、別冊で "「もしも」のときに役立つ書き込み式ノート" もついてくるので便利です。

  • 親と話をする以前の話
  • 体・心の話
  • 病気・介護の話
  • お墓・お葬式の話
  • お金の話
  • 相続の話
  • 実家の片付けの話

実は、親のことは意外と知らない

親と同居していたり、近くに住んでいて頻繁に会ったりしている人であればそんなことも無いかもしれませんが、意外と親のことって知らなかったりするもんです。

私の場合、20歳の時に一人暮らしをするために家を出たので、もう20年一緒に住んだことがありません。親と離れて暮らすようになってからは年に4、5回帰省するくらい。そう考えると大人になってからじっくり親と話す機会ってそんなに無いんだなぁと改めて思います。しかも、これから先、あと何回親と話せるかもわからない。

離れて暮らしていると何気にいろんなこと知らなかったりします。

  • 親の好きなもの・嫌いなもの
  • 仲の良い友人
  • 今までの病歴や今患っている病気
  • 幼い頃の話

また、今後必ず知っておくべきこともあります。

  • 介護や延命治療、お墓やお葬式にに対する考えや思い
  • お金まわりのこと(資金、金融機関、加入している保険、所有している不動産や株、借金の有無など)
  • 相続がらみのこと

本を読んで思ったこと 

私の場合、母が入院してから読んだので、とにかく「この本をもっと早く読んでおきたかった!!」って思いました。だから、他の人にも強くおすすめしたい!

やっぱりいつ何が起きるかわからないもの。親と話せるうちにきちんと話しておかなきゃって、この本を読んでしみじみ思いました。親と話したり、過ごせる時間はもしかしたらあまり無いのかもしれない、、これからはもっとこまめにコミュニケーションを取って、いろいろと話しておかなきゃって思いました。

露骨には聞けないという人でも、この本を読んで頭の片隅に入れておくだけでも、ふとした会話の中でちらっと聞けたりするかも。親のためだけでなく、自分のためでもある本だなと思いました。

本日ご紹介した本

今回ご紹介したこちらの本以外にもおすすめな本はあるので、また今度別の記事でご紹介できればと思います。

それでは、また!