ナマケモノなりに。

ナマケモノの雑記帳ブログ。投資、お金、介護、仕事、家計のことなど色々。

宅建に合格するためのヒントを、3度目の挑戦でやっと合格できた私が実体験を交えてご紹介!

f:id:namake-mono:20171127224436j:plain

宅建士(宅地建物取引士)の資格試験に合格するにはどんな勉強をすればいいのか?

この記事では、3度目の挑戦でようやく宅建に合格することができた私から、来年以降宅建を受けようと思っている人向けのアドバイスをいくつかまとめてみましたので、実体験を交えてご紹介します。

宅建受験の経緯について

私は、不動産業界で仕事した経験もなく、今までの人生で法律の勉強は全くしたことがない状態から勉強をはじめました。

ただ、2014年から不動産投資をはじめたのがきっかけで、もっと不動産のことを知っておきたいと思い、国家資格ということもあり、宅建を受けることにしました。

1度目の挑戦(独学 → 不合格)

2014年の春頃に宅建を受けることを決意!独学で勉強しました。使用したテキストはTAC出版から出ている「スッキリわかるシリーズ」。(2018年度版が既に発売されています)。

半年前くらいから勉強をはじめたものの、法律用語が全然理解できず、民法にだいぶ苦戦しました。直前にTACの全国公開模試も一応受けてみました。本試験では30点にも満たない点数で、不合格。今思えば、圧倒的に勉強量が足り無く、完全になめきっていました…。

2度目の挑戦(講座受講 → 不合格)

市の講座

2016年にさいたま市で募集されていた「宅地建物取引士資格試験対策講座」に申し込んだところ、抽選で当たって講座を受けられることになりました。

この講座というのがすごく、さいたま市内在住又は在勤で18歳以上の方(学生を除く)であれば応募できます。定員は40名という狭き門ですが、2時間の講座が全20回受けられて、費用も教材費の3,500円のみと激安です。

毎年1月末頃に募集が開始されるので、ご興味ある方はこちらのサイトでチェックしてみてはいかがでしょう?

使用したテキスト類

テキストと過去問集は、今年倒産してしまった、週刊住宅新聞社から出ている「うかるぞシリーズ」を使っていました。ちなみに、Amazonでは「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2018年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)」が評価が高く、人気のようです。

講座を受けるメリット

講座を受けて良かった点は、講師の先生が覚える上で注意すべきポイントや出題される可能性が高い項目などテキストには載っていないような情報が得られたことです。また、一緒に勉強して頑張れる仲間ができたこと。

模試も受けて、いい感じだったので、絶対受かると思っていたのですが、本試験でケアレスミスを連発してしまい、数点の差で不合格。改めて、理解不足、応用がきかない自分が情けなく思い、宅建では1点が命取りになることを痛感しました。

3度目の挑戦(独学、有料予想模試 → 合格)

予想模試

実は7月頃まで受けるか迷っていましたが、ギリギリで申し込みました。ただ、過去問だけやっていて大丈夫なんだろうかと不安になり、試験の2ヶ月半前に「LETOS」の予想模試を購入しました。3回分の模試で値段は2万円強でした。とにかく解説部分がたくさんあって、応用力がなかった私にはとても良い教材になりました。

個人的に、動画はやや微妙でしたが、サイト内にある過去問の解説集や通信講座の無料テキストはわかりやすく時々参考にしていました。まずは早い段階から、LETOSの無料メルマガに登録しておくことをおすすめします。LINEでの受信もできるので便利です。毎日3問送られてきます。

おすすめ YouTube 動画

個人的に、YouTubeの動画は「宅建みやざき塾」と「宅建渋谷会」がとてもわかりやすく、良かったです。何ども繰り返し見て、一冊のノートに重要箇所とかよく間違える部分などをまとめていきました。

合格!

合格証書は簡易書留で合格発表当日に届きました。宅建士として仕事するには、資格登録&登録実務講習が必要です。それについてはまた今度ご紹介します。

f:id:namake-mono:20171129182622j:plain

その他ヒント

宅建では、過去問が重要と言われていて、過去問さえきちんとやっていれば合格できる!という人もいます。ただ、3回挑戦して思ったのは、過去問は重要だけど、ひたすら解いているだけではダメということです。

過去問はやればやるほど、問題を見ただけで正解肢を選べるようになってきます。重要なのは、応用がきくこと。当たり前のことですが、解説部分をきちんと読み込んで理解することが必須です!

テキスト

テキストは法改正があるので、なるべく最新のものを入手することが重要です。2回目以降のチャレンジの場合は、そのまま古いテキストを使用しても良いと思いますが、必ず早めに法改正部分をチェックしておくことをおすすめします。ネットやYouTube動画を探せば色々と出てきます。

過去問集&模試

過去問集を購入する際は、解説部分が充実しているものを選ぶと良いです。直前期の模試は、試験会場の雰囲気や時間配分を確認するために、1つ受けると良いと思います。

スマホアプリ

ちなみに、スマホアプリはこれがおすすめです。スキマ時間に一問一答をランダムでやっていくのがおすすめです。

まとめ

結局、独学で勉強、通信講座を受ける、予備校に通うなどの方法どれが一番良いのか?中には独学で一発合格する人もいますが、正直、私のように法律の勉強をしたことが無い&不動産関係の仕事をしているわけでは無い場合は、独学はあまりおすすめしません。テキストと過去問集だけではわからないことが多いからです。

紹介したように市町村主催のコスパの高い講座に通うことができるのが一番ですが、結構レアなケースだと思います。とは言いつつも、15万円もする予備校に通うべきかは正直微妙なところ。間を取って数万円くらいの投資をして、講座を受けたり予想模試を購入してみるのが良いかもしれませんね。こればっかりはお財布との相談です。

今後宅建を受ける方々にちょっとでもお役に立てるような情報になっていればと思います。がんばってください!!