高齢の親が心配!介護でストレス…そんな人におすすめの本をご紹介
自分自身が40代・50代となってくると、当然親も高齢になるわけで、、。
電話で話した時や実家に帰った時「あれ?なんか前よりちょっと物忘れが激しくなっていない?」と心配になったり。突然親の介護がはじまってしまい「自分も色々と忙しいのに、どうしたらいいんだよー」と思い悩んだり。親が一人暮らしだったりするとなおさら悩みが尽きないですよね?
そんなお悩みを持つ人に、是非読んでみて!とおすすめしたい一冊、「健康以下、介護未満 親のトリセツ」をご紹介します。
高齢の親との付き合い方のヒントを得られると思いますよ。「えー、うちの親はまだ元気だし、介護なんてまだまだー」って思っている40代の方も読んでおいて損は無いですよ。
本「健康以下、介護未満 親のトリセツ」
先日「健康以下、介護未満 親のトリセツ」という本を読みました。
元CAの主婦ブロガー、カータンと彼女の "健康以下、介護未満” な高齢な両親+α による実家でのドタバタが描かれていて、年老いた親との実家あるあるが満載です。
コミックエッセイになっているのでとても読みやすいし、何よりも、親の老いに直面した時に感じること・思うことがとてもリアルに描かれています。笑いあり、ちょっとホロッとしたり、なるほど!と親との付き合い方のヒントになるような内容もたくさん出てきます。
本に出てくる実家あるある
遅かれ早かれやってくる両親(や独居の親戚)の老い。多分どんな家族でも共感できるのでは?という内容が描かれています。例えば、、
- 実家の断捨離問題
- 親の介護がはじまり、ストレス!
- 親の物忘れ(認知症!?)
- 世話をする側も決して暇では無い問題
- 独身 / 独居な親の心配あれこれ
- 老人ホームへの入居検討など
介護のプロである認定介護福祉士の松川春代さん&カータンのスペシャル対談が載っていて、そちらも役立つアドバイス満載です。(※認定介護福祉士は全国で55名しかいないらしいです。2020年3月時点)
心にとどめておきたいポイント
「健康以下、介護未満 親のトリセツ」を読んで、心にとどめておきたい、これは自分も特に注意して、活かしていきたいと感じたことことをメモ。
- 1人で抱え込まないことが重要
- 話せるうちに親の好き・嫌いなど色々リサーチしておく(人間は好きなものに囲まれていると気分上がる)
- ほめて認めてあげる、時には優しいウソを
- 嫌な感情を相手に残さないようにすること大事
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本人が不安になっているところへ自尊心を傷つけることは絶対にしない
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怒り口調にならず、笑顔で「ゆっくり、はっきり、シンプルに」
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自分の気持ちは明るい方へ
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親の介護は最高の「大人の勉強」(親の介護を通して色々感じ、経験することで、自分自身の人生に備えたり、気を引き締めたり、日常のありがたさに感謝したり)
個人的な感想
個人的には共感することが非常に多く、「そう!そう!」って頷きながら、ぷぷぷってなったり、時々なんだか涙ぐんでしまったり、、、。
高齢な親の介護や実家あるあるって、結構内容的にはツライこと、できれば直面したくないようなことも多く、重くなりがち。でもこの本では、明るい感じで描かれていることもあり、私は読んだ後とても前向きな気持ちになりました。親との接し方についても学べるところが多々あり、是非今後に活かしたいと思いました。
※ちなみに、私は今回 Kindle Unlimited で読みました。月額980円で本・コミック・雑誌などが読み放題、最初の30日間は無料体験できるのでおすすめです!
それでは、また!
今回ご紹介した本